京都・二条城の桜の壁紙写真です。二条城(元離宮二条城)は京都市中京区二条通に面しており、面積は約26万平方メートル(約7万9千坪)程あります。 その広大な敷地の中には鴬張りの廊下で有名な二の丸御殿をはじめ、非公開の本丸御殿、天守閣跡の天守台、 江戸時代に作庭された日本風庭園の二の丸御殿庭園、明治時代に作庭された洋風の庭園と呼ばれる本丸御殿庭園、昭和に入って作られた和洋折衷の清流園などの庭園が お堀に囲まれて存在しています。 桜の時期の二条城は本丸を囲む内堀の外側にある外苑の枝垂桜や桜林(桜の園)のヤマザクラ、清流園庭園の洋風庭園周辺のソメイヨシノなどが見事な眺めです。 二条城の歴史は1601年、関が原合戦に勝利した徳川家康が、京都上洛にて滞在する際の拠点として、 現在の地に築城を始め、1603年に二の丸御殿他二の丸の主要な建物が完成し、徳川家康が初めて入城しています。 ただ本丸や天守まで完成して現在の形となったのは1626年のことです。 二条城は江戸時代、朝廷の京都御所に対する幕府側の拠点としての役割も兼ね備えていたようです。 その後江戸時代の終焉を迎える大政奉還も1867年にここ二条城二の丸御殿大広間で行われたことでも有名です。 江戸時代の歴史を見て来た二条城ですが、大政奉還によって天皇側に渡り、明治時代に入ると 今度は二条離宮として大正天皇即位の大典なども行われています。1939年(昭和14年)に宮内省から京都市に払い下げられたことにより、 初めて一般公開が始まることとなります。 また1952年(昭和27年)に制定された文化財保護法により、二の丸御殿などが国宝に指定されました。 堀川通りに面した二条城のかなり広い駐車場に車を止め、入り口となっている東大手門で入場料600円を支払って門をくぐり、 築地塀を正面左手に進んでゆくと唐門があります。 唐門を中へ入ってゆくと、正面に二の丸御殿の入り口である桧皮葺の屋根を持つ車寄があり、ここから国宝二の丸御殿内部の見学となります。 二の丸御殿内部は撮影禁止となっており、残念ながら御殿内部を写真でお見せすることは出来ません。 御殿内部は鴬張りと呼ばれる歩くとキュッキュと音のする廊下で遠侍の間・勅使の間・式台の間・大広間・ 黒書院・白書院の各建物が結ばれています。 ここから順路に従って外へ出ると、二の丸御殿庭園に入ります。 二の丸御殿庭園は別名「八陣の庭」とも呼ばれている庭園で、国の特別名勝に指定されています。 小堀遠州作庭とされる池泉回遊式庭園で、蓬莱島・鶴島・亀島の3つの浮島があります。 またこの庭園周囲所々で桜を見ることが出来ます。 二の丸庭園を出ると正面に内堀にかかる東橋と櫓門を見て、左手に進むと桃山門があり、そこをくぐると桜林(桜の園)に出ます。 また右手に進むと鳴子門から清流園庭園方面に出ます。正面の東橋を渡って櫓門をくぐると、そこは本丸庭園で、向かって右手に 本丸御殿があり、庭園内をさらに進んでゆくと左手に天守閣跡へ登れる階段があります。 内堀に架かる西橋を渡ると枝垂桜が咲く外苑へと出てゆきます。外苑を向かって左手に進むと南中仕切門をくぐって 桜林(桜の園)へと帰ってきます。 二条城の桜の見頃時期は私が行った2007年ではソメイヨシノ系統とヤマザクラ系統が4月9日頃でちょうど満開を迎えていましたが、 豪快な枝垂桜はまだ5部咲き程度と言った感じで、見頃にはまだ数日かかるかなと言った感じでした。 また清流園庭園ではちょうど観桜茶会が開催されており、屋外の野点席では真っ赤な毛氈と少し散り始めた桜の花びらが印象的でした。
